30数年ぶりの槍ケ岳と白川郷
四月九日(月)
陶芸の仲間と土、日と 高山 奥飛騨 白川郷方
面に行ってきました。日曜日は格別の天気に恵ま
れて新穂高ロープウエイで標高2156メートルの千石
平へ上り、北アルプスの大パノラマを見ることが出来
ました。20代の折に山登りの好きな人に連れてもらっ
た槍ケ岳も見えて感激しました。現地の人もガイドさん
もこんなに晴れて綺麗に見えることは一年の中でそん
なにないと言うほどの、見事な景色でした。
二階建てのゴンドラを乗り継いであがります。
下の写真の奥に見えている三角に尖った山が3180メート
ルの槍ケ岳で、手前が2909メートルの西穂高です。
眩しく輝くアルプスの山々が目の前に広がります。
乗鞍岳 白山 笠ケ岳などと説明を受けても、私は
三十数年前に死ぬような思いをして上った槍ケ岳の
方ばかり見ていました。展望台に設置された望遠鏡
も覗いて、槍の肩のあたりにあった山小屋をさがしま
した。なんの装備もしないでこんなに簡単にアルプスの
雪景色を楽しめるのにはびっくりしました。紅葉の頃に
来て上りはロープウエー、下りは歩いてなどと次に来る
予定も浮かびます。
その後白川郷を訪ねました。1995年に日本で六番目の
世界遺産に登録されたので、外国人の観光客が一杯で
す。私たちが万里の長城に上って中国に来たと思うよう
に、彼らは合掌造りの里の散策をして日本を知ったよう
に思うのでしょうか。でも昔は秘境だったのに高速道路が
ついて簡単に行けるのですね。始まりは戦いに敗れた平
家の落人が隠れ住んだと言われています。23棟の合掌造
りが残っています。村の中には綺麗な雪解け水の流れが
あり、そこで大きな魚が何匹も泳いでいます。鱒らしいです。
公開されている民家にも入り、合掌造りの中で生活してい
る人たちの暮らしも見ることが出来ます。
冬の豪雪に耐える為屈強な構造をもった家屋で古いもの
は築400年ぐらい経過しているらしいです。
生活に使った道具などが屋根裏に展示されています。
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